真冬のライドで寒さで手が痛い経験をしている方は多いと思います。
冬も走りたいけどローラーは無い、寒くても外で走りたくて手の痛みを我慢している方は必見です。
今回は2021年に発売されたコストパフォーマンス抜群のSHIMANOのサイクリンググローブ
『INFINIUM™ PRIMALOFT®グローブ』を紹介します。
外観
外観はオーソドックスなフルフィンガーグローブで、カラーラインナップは3種類の展開です。
〇BLACK
〇NEON YELLOW
〇METALLIC GRAY
SHIMANOらしいシンプルな見た目は万人受けするような外観で、カラーも派手過ぎずどのようなウェアにも合わせることができそうです。ネオンイエローの差し色は派手過ぎずオシャレなカラーが良いアクセントになっています。
グローブの内側部には小さいながらもパッドが付いておりロングライドでの負担を軽減してくれます。
また親指の付け根部分には滑り止め加工がしてある点も地味ながら嬉しいポイントです。
機能
この手袋の最大の機能的特徴は『GORE-TEX』を使用している点です。
『GORE-TEX』は防水性・防風性・透湿性を兼ね備えた素材のことで、アウトドア用品で多く使われており、靴、アウター、帽子など様々な品物に使用されています。
このグローブは正確には『GORE-TEX INFINIUM』という素材を使用しており、これは『GORE-TEX』の防水機能を無しにした素材でその分価格を抑えることができます。
雨天ライドをする人には向いていませんが、真冬に雨天でもライドをする人は限られると思いますので大抵の方は『GORE-TEX INFINIUM』を採用し防風性と透湿性を有したこのグローブで十分だと思います。
レビュー
昨年の冬にこのグローブでワンシーズン乗り込みました。
主に5℃前後の気温でライドをしていましたが、『GORE-TEX INFINIUM』の防風性をしっかり感じられ手袋内に風が入り込む感覚は全くありません。
こういった冬用のグローブは汗をかくような走り込みをすると、手にかいた汗がグローブに吸われ段々とグローブが濡れて手が冷たくなってくるという悪循環に陥ります。
しかしこのグローブはGORE-TEX素材を使用しているため、汗をかいてもグローブ内が蒸れづらく快適な状態が長時間キープできていることを感じます。この点はさすがGORE-TEXです。
握り心地も柔らかく硬質な素材ではないため、カシャカシャと音がすることもありません。
ごく自然な形でブラケットを握ることができ変速しづらいといった感じもしませんでした。
しいてネガティブな点を挙げるとすれば、手首(カフ)の部分はGORE-TEX素材ではないため、走り込んだ際にこの手首部分は蒸れやすいと感じました。
それと洗濯機では洗うことは推奨していないため、手洗いをしなければならず少々メンテナンスが面倒な点もあります。長く機能を維持するには大事に扱う根気が必要かもしれません。
まとめ
冬用グローブ SHIMANO INFINIUM™ PRIMALOFT®グローブを紹介しました。
GORE-TEX素材を使用してこの価格で販売しているグローブは少なく、コストパフォーマンスは高いと感じます。またどのようなウェアにも合うシンプルな見た目もポイントが高いです。
ちなみに雨天でもライドをされる方は防水性も備えたこちらのモデルもあります。
本格的な寒さが来る前に冬用装備をしっかり整えて快適な自転車ライフを送りましょう!
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