【レビュー】ウルフトゥースのB-RADはボトルケージ周りの悩みを一挙解決!

レビュー

今回はウルフトゥース(Wolf Tooth)から販売されているボトルケージアダプターの『B-RAD』を紹介します。
フレームサイズが小さい方ボトルケージマウントの位置が微妙な方ダウンチューブに2本ボトルを挿したい方、このB-RADがあればそんな苦悩も解決するかもしれません。

使用方法

商品写真①
商品写真②

この商品を簡単に説明すると、ボトルケージを取り付ける穴の位置をずらすことが出来るアダプターです。文章ではイメージしづらいと思いますので写真も含めて使用方法を解説していきます。

上の写真『商品写真②』で、この長穴になっている箇所を既存のフレームボトルケージマウントに取り付けます。その後、写真の左と中央に空いている穴にボトルケージを取り付けます。

こうすることでフレームに取り付けるボトルケージの位置を移動させることができます。実際に取り付ける前と後でどのくらい位置が変わるのか次の写真で確認できます。

B-RAD使用前
B-RAD使用後

私の乗っているBOTTECCHIA EMME4はシートチューブ側のボトルケージマウントがかなり高い位置にあいています。(おそらくフロントディレイラーマウントと干渉するため。)この位置ですとエリートの550mlのボトルや小さめのツールボトルなら問題ないですが(上記写真左)、700mlサイズのボトルやツールボトルですとスペース的に厳しい状態です。

B-RADを使うことで、ボトルケージマウントの位置を下側に移動させキャメルバックの620mlのボトルも余裕で使用できるようになりました(上記写真右)。B-RADには長穴が開いているので好みの位置に調整ができますが、最大で55mm位置を移動できます。また、写真のようにフレームの下側へ移動させることでボトルの重心位置を下げることができるため走行時の安定感も良くなります。

ウルフトゥースの利点

ボトルケージアダプターは色々なメーカから販売されていますが、ウルフトゥースのアダプターが特に優秀なのは次のポイントです。

①取り付けが長穴なため好みの位置に取り付けできる
②アルミ削り出しで質感が高い

長穴で好みの位置に調整できるのはウルフトゥースにしかない利点です。
加えて質感や強度の完成度が非常に高くどんなバイクでもマッチする上に安心して使用できます。振動が激しいグラベルロードなどでも十分に耐えうる強度だと思います。

欠点を挙げるとすれば、①値段が高め②カラーが黒しかない③付属のボルトがトルクス といった点です。値段は質感や長期間の使用を前提とすれば妥当かと感じます。カラーは赤や白があればより色々なバイクにマッチしそうです。付属ボルトも工具を揃えるか別のボルトに交換すれば良いだけなので大きな問題ではありません。

まとめ

フレームサイズが小さくボトルが出し入れしづらい!シートチューブ側は使わないからダウンチューブに2本ボトルを挿したい!そんな方にもオススメできるウルフトゥースのB-RADを使用してのレビューでした。ボトルケージの位置で悩んでいる方は是非使用を検討してみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました