カンパニョーロから新しいグラベル用ホイールがラインナップに加わりました。
新型のカーボンホイール『LEVANTE(レバンテ)』は同社のグラベル用コンポーネント『EKAR』に合うようにデザインされています。名前は地中海西部に吹き付ける東風に由来するそうです。
カンパニョーロには既にロード寄りのグラベルホイールである『シャマルカーボン』がラインナップにありますが、こちらの『レバンテ』はオフロード・グラベルにより特化したホイールになっています。
仕様
まずは仕様を確認していきましょう。
特徴 | H.U.L.C製法、C-LUX仕上げ、ミニ・フック、N3W |
タイヤタイプ | 2Way-Fit Ready(クリンチャー/チューブレスレディ) |
リム | ミニフック付きカーボンリム |
リムハイト | 30mm |
リム外幅 | 30.6mm |
リム内幅 | 25mm |
スポーク本数 | F24本、R24本 |
ハブ | アルミボディ |
対応フリーボディ | N3W、HG、SRAM XDR |
対応タイヤ幅 | 38~76mm |
重量 | 1485g |
<リム>
ボーラウルトラWTOでも使用されているH.U.L.C製法及びC-LUX仕上げを採用しています。これはカンパニョーロ独自のカーボン成型技術で、簡単に説明すると『強度・剛性・軽さ』を調和させたカンパニョーロの新しいリム成型技術です。またC-LUX仕上げによりリム表面は滑らかで美しい表面と軽さを両立しています。これによりリム幅30.6mmにもかかわらず重量は1485gと驚きの軽さを実現しています。
またレバンテのため新しい技術として『ミニ・フックシステム』が採用されています。これは通常のリムフックよりも高さの低いフックのようで、これによりブランドを問わずタイヤとリムとの良好なマッチングが実現し、路面との接触面積が大きくなり、グリップ力向上、低圧での快適性が向上するそうです。
<ハブ>
ハブはカップ&コーン式を採用しておりメンテナンス性を重視しています。ニップルも外出し方式なので特別な工具が不要なのは嬉しいポイントです。フリーボディは新しい13速用のN3Wを採用しています。もちろん11速や12速でも使用可能となっています。スポークはシンプルなストレートスポークを採用しています。
価格
気になる価格は1899.95ドル(N3Wボディ)。
2022/5/22現在の為替レートで約243,000円となります。
日本での価格や販売アナウンスは未だ発表されておらず、今後の正式な発表を待つ状態となっています。カンパニョーロのグループセットやホイールで日本未発売のものは無いため、気長にラインナップに加わるのを待つとしましょう。
ちなみに海外通販のProBikeKitでは既に取扱いが始まっています↓
こちらはカンパニョーロの公式ホームページ↓
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