落車に学ぶ自転車との向き合い方

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先日5/1に久々に落車をしました。

ここ数年は大きな落車なく過ごしてましたがこういうのは突然に訪れるものです。

この日は午後から天気が崩れる予報だったのでソロで朝練に行き、

帰り道の下り基調気味の平坦路から左折する際に単独落車をやらかしました。

大きな怪我はなく骨折や捻挫などは無し。

ただそれなりに派手にこけたので左半身と指の擦過傷が結構痛いです。

絆創膏を沢山買ってきて全身に貼りまくっています。

車に轢かれたりすることもなかったのでこれだけで済んで良かったと思ってます。

機材についても大きな損傷はなく機能的には問題なし。

一番の被害はエルゴレバーがゴリゴリに削れてしまったこと。

これはかなり萎えます。大事にしてただけに悲しみも大きいです。

左側に倒れたはずなのに右側のエルゴレバーの方が削れてました。

どうやって損傷したのか自分でもよく分かりません…。

しかしそれなりに派手にこけたはずなのに削れただけで、機能的に全く問題無いのには驚きです。

聞いた話ではカンパニョーロのカーボンは丈夫に作られているそうで、

表面の傷もつきにくいような加工を施しているそうです。

落車の原因を考えてみました。

①速度 ②路面状況 ③機材 ④環境

①速度

ガーミンのログによると曲がる直前は40km/h前後だった模様です。

曲がれない速度ではないがもう少し減速して良かったかもしれないです。

②路面状況

完全ドライだがアスファルトは荒れ気味でした。季節的に砂が多めだったかもしれません。

③機材

前々日にタイヤを交換していました。

3年前くらいに購入したタイヤの使い回しだったのでグリップ力が落ちていた可能性があります。

普段の感覚とずれていたことも要因としては考えられます。

④環境

春・秋は夏に比べ路面が冷えているので路面側のグリップが落ちるそうです。

朝ライドだったので路面は冷えていた可能性もあります。

主要因としては③と④の割合が多いと感じます。

特に購入して日が経っているタイヤを久々に使用したことが大きいかなと。

タイヤ交換後は慣れるまであまり無茶な走行を控えた方が賢明ですね。

落車をしたこと、昨年から続く新型コロナのせいもあり、

自分の自転車への向き合い方も変わってきたと感じます。

まず新型コロナのせいでレースがないので競技に向かう熱意が薄れてしまいました。

今年の吉野大峯ヒルクライムも関西圏でのまん延が影響し結局中止となってしまいました。

開催が予定されていても社会情勢により中止や延期となってしまうのは、

参加する側としては競技モチベーションを保つのが難しいと思います。

来たるべき時に備えて従来と変わらないトレーニングをしている方々を自分は尊敬します。

少なくとも自分は競技モチベーションを保つのが困難になりました。

自分がカンパニョーロのコンポーネントを購入したのは2018年の秋でした。

この年はカンパニョーロの12速が出たばかりでどちらにするかかなり迷いました。

この頃は自分の競技モチベーションも高かったため、購入する際に11速 or 12速にするか迷った結果、

11速の方が重量が軽いというのが最大の決め手となり11速を購入しました。

当時は11速のクラシカルなデザインがカッコいいと思いましたし、

11速を購入できる最後のチャンスということもありました。

あとスーパーレコードに関していえば11速の方が価格的にも安かったのもあります。

現在も11速のスーパーレコードを愛用し使い続けてしますが、

このような情勢になり競技モチベーションが薄れている現状では、

12速の選択肢の方もありだったと感じます。

競技に出ないならば重量の重要度が低くなりますので、

今コンポーネントを買うならば12速を購入していると思います。

12速のデザインもめちゃめちゃ好きですからね。

ただリアの変速フィーリングは11速の方が好みですね!

落車して感じたことがリペアパーツの問題です。

現在カンパニョーロは新規に11速のパーツを購入することができないため、

仮にリアディレーラーやエルゴレバーが使用不可になった際に市場にある在庫を探さないといけません。

(ポテンザとケンタウルは現状11速のままなので除きます。)

中古品は購入して正常に動作するかどうか保証がありませんので、

新規のパーツが手に入るメリットと言うのは想像以上に大きいものです。

あとこれは自分だけの問題ですが、スーパーレコードのパーツってあまり市場に数がないように感じます。

元々の出荷量が少ないのかもしれませんね。

少々話が逸れますが11速が廃番になり真っ先に無くなったのがStagesのクランク型パワーメーターでした。

数少ないカンパニョーロのクランク型パワーメーターでしたが、

元々の生産量が少ないこともありすぐに入手困難となりました。

噂では今年中にシマノのデュラエースが12速になり登場するとのことですが、

現在11速デュラエースに乗られて長く使い続けたい方は今のうちにリペアパーツを購入した方が良いかもしれません。

11速も継続して販売はするかどうかは分かりませんので、欲しいパーツは早めに確保しておくのが賢明ですね。

グレードの高いコンポーネントを購入した際はリペアパーツの費用もそれなりにかかるので、

新規にグループセットを購入検討されている方は、

今後使用を想定する年数も考慮してグレードを選ぶことも大事ですね。

とにかく一番は体が大事です。

自転車の楽しみ方は人それぞれだと実感している近頃でした。

コロナに気を付けて楽しい自転車ライフを送りましょう!

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