カンパニョーロ使用チームの活躍を振り返ります。
ワンデーレース ストラーデ・ビアンケ (2022/3/5)が開催されました。
2007年が初開催の新しいレースですが2017年からは
ワールドツアーレースに格上げされたレベルが高いレースです。
またワールドツアーレースではないですが、
トロフェオ・ライグエリア(2022/3/2)の結果がすごいので紹介します。
ストラーデ・ビアンケ
コースレイアウトは下記の通りとなります。
イタリア中部のトスカーナ地方をまわる184kmのレース。
大きな上りは無いものの丘陵地帯を走るレースの為、見た目のレイアウト以上に獲得標高がある。
このレースの大きな特徴は60km以上に及ぶ未舗装路区間となる。
白い砂利道を走るレースは砂埃が舞い急勾配での勝負がカギとなる見どころの多いレースだ。
まずレースが動いたのは残り100km地点で起きた落車だった。
未舗装路区間で強烈な横風が吹きコントロールを失った選手が転倒し後続を巻き込む大落車が起きた。
ここの有力選手が多数リタイアしてしまった。
2018年覇者のティシュ・べノート(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)やマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)がリタイアし、ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップ・アルファヴィニル)は激しく落車しながらもなんとか再出走した。
残り50kmのセクター8でアラフィリップやタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)が続けてアタックを繰り返すなか、下り区間で抜け出したポガチャルが後続と差をつけた。
残り50kmもあるなかこのまま行ってしまうのか?
カンパチームを応援する身としては最後までトラブルが起こらないかドキドキのレース運びだったが、
まさかの大きなトラブルもなくこのままポガチャルが独走勝利!!
まさに圧巻。ここで抜け出して勝ってしまうのだからすごい。
これでWT通算カンパ5勝目と波にのるカンパチーム。しかもポガチャルが5勝のうちの4勝とこの時点で素晴らしく凄まじい成績となってます。
トロフェオ・ライグエリア
こちらもイタリアで行われた202kmのワンデーレース。
コースレイアウトは下記の通り。
このレースで勝利したのがUAEチームエミレーツのヤン・ポランツ(スロベニア、UAEチームエミレーツ)。そしてすごいのが2位と3位もUAEチームエミレーツで表彰台を独占。
2位はフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツ)、3位はアレッサンドロ・コーヴィ(イタリア、UAEチームエミレーツ)と今年のUAEはチームとして強い!
今後のワールドツアーレース予定
今週からパリ~ニース(2022/3/6~3/13)が開催されます。
また、ティレーノ~アドリアティコ(2022/3/7~3/13)も開催されます。
今後もレースを楽しみつつカンパニョーロコンポーネントの使用チームを応援していきます!
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