先日、カンパニョーロ2021のカタログを入手しました。
カタログを一通り読んで気がついたり思うことがありましたので書いていきます。
①EPSのラインナップ
今更気がつきましたが12速になってからEPSのラインナップはスーパーレコードしかラインナップがなくなった?
11速まではコーラスグレード以上はEPSのラインナップがありましたが、
V3⇒V4システムになってからEPSはスーパーレコードしかラインナップがありません。
カンパニョーロもあまり売れ筋でない商品はラインナップから外してしまったのでしょうか…?
確かに街中でDi2乗りの方は良く見かけますが、EPSを使用されてる方はほとんど見たことがないですね。
プロレース向けにスーパーレコードだけは残し、レコード以下のラインナップは無くしてしまったのかもしれないです。
個人的にカンパニョーロのコンポは機械式が至高だと思っていますが、
いつかはEPSも試したいと思っていただけに残念です。
スーパーレコードのEPSは高すぎますからね…。
もしかすると新しい電動変速システムが控えていて
EPSのラインナップを絞っている可能性も考えられますね。
②コンポーネントグループセット
<ポテンツァの販売終了>
コンポーネントグループセットのポテンツァのラインナップが2021年カタログから無くなっています。
ポテンザツァコーラスとケンタウルの中間の立ち位置で、
シマノで言うところのアルテグラに近いポジションです。
正直ポテンザよりグレードがひとつ上のコーラスは値段やスペックが高めなので
ポテンツァは丁度いい立ち位置だと思っていただけにラインナップから無くなってしまったのは残念です。
もしかすると12速仕様になるために一旦11速のラインナップを終了させたのかもしれないので、
今年か来年のどこかで12速になって復活する可能性は十分にありそうです。
アテナやヴェローチェのラインナップも復活させて良いと思いますよ…?
と言ってましたが後ろの一覧表にヴェローチェのラインナップが復活してますね…。
<EKAR(エカル)の登場>
昨年夏に発表されたカンパニョーロ初のグラベル専用コンポーネントです。
目玉はフロントシングル+リア13速のコンポーネントというのがポイントです。
グラベル向けコンポーネントとしては世界最軽量らしいです。
③ホイールラインナップ
<シャマルミレ・カムシンの販売終了>
ディスクブレーキが主流になりつつあるなかで、
リムブレーキ専用のシャマルミレのラインナップがなくなるのは必然と呼べるでしょう。
自分もシャマルミレを持っているのは寂しさはあります。
しばらくは専用のブレーキシューも販売は続けてくれると思いますが、
数年先には段々と手に入りづらくなると思いますので、
シャマルミレ・レーゼロナイトをお持ちの方は今のうちに入手した方が良いと思います。
カムシンはシロッコとカリマの中間グレードのホイールです。
立ち位置が中途半端だったためかカタログ落ちしてしまいました。
これでアルミホイールはラインナップがかなり分かりやすく整えられたと言えますね。
カリマのみリムブレーキのみの取り扱いです。
入門グレード⇒カリマ
初級~中級グレード⇒シロッコ
中級グレード⇒ゾンダ
上級グレード⇒シャマルウルトラ
<シャマルカーボン>
昨年の夏にシャマルカーボンがラインナップに加わりました。
カンパニョーロ初のエンデュランス向けカーボンホイールでディスクブレーキ専用モデルです。
カンパもグラベルに力を入れてきたことが感じられますね。
<BORA ULTRA WTO>
先日発表されたばかりの新作エアロホイールの最高峰です。
発表されたばかりですのでカタログにも載っておりません。
リム・ハブ・スポークシステムが一新されたようでとにかくリムがキレイです。
機能だけでなく美しさも兼ね備えているのがカンパニョーロホイールの魅了ですね。
シャマルウルトラとボーラウルトラのハブはカーボン製ですが、
恐らくディスクブレーキのねじりモーメントにハブが耐えられないとの見解で
ディスクブレーキ仕様のラインナップがかなり遅れたと思われます。
元々ハブがアルミ製のボーラワンやゾンダは早い段階でディスクブレーキ仕様が登場しており、
ようやく全てのホイールでディスクブレーキ仕様のラインナップが出そろいました。
結局カンパニョーロの結論としては、フロント⇒カーボンハブ、リア⇒アルミハブということで落ち着いたようです。
今回は2021年カンパニョーロのカタログラインナップを考察してみました。
以前に比べるとラインナップの整頓が進んだ印象を受けます。
これからも魅力
的な商品ラインナップを続けて欲しいですね!
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