【試乗レビュー】SCICONアイウェア、E-MTB Panasonic、E-MTB YAMAHA

レビュー

サイクルモードライド大阪2022に行ってきました。

試乗の待ち時間にMany’Sさんの企業ブースにいってみました。
Many’SさんはSRAMZIPPVittoriaを扱う自転車輸入代理店さんです。
特に最近はUAEチームエミレーツが使用してるサドルブランドのprologoやアイウェアブランドのSCICONを扱っています。

SCICON アイウェア

今回はワールドツアーチームのUAEチームエミレーツイスラエルスタートアップネーションで使用されるSCICONのアイウェア試着展示がありました。前々から気になっていたイタリアンブランドだったので貴重な試着できる機会を楽しみにしていました。

SCICON ホームページリンク

まず試着したのはフルフェンダータイプのAEROSHADE。一番気になっていたモデルでしたが想像以上に前傾姿勢を取った際の視野が広く、オークリーのJawbreakerのようにレンズ内側中央の上下に通るブリッジも無いため視界を遮るものがなく好印象でした。ただフルフェンダーの分、重さは若干気になるところでした。落としたりするのが心配だなという人はレンズが覆われているこちらを選んでおくと安心かもしれません。

次はAEROWINGを試着しました。こちらは下側のフェンダーがないハーフフェンダータイプのアイウェアです。フェンダーが無いぶん試着した時の軽さは随一でした。やはりアイウェアの軽さは正義です。しかしこちらはレンズが上部に広くないモデルのため、前傾姿勢を取った際の視野にフレームが被るのが気になります。あんま攻めた姿勢は取らないかなという人はこちらを選ぶと良いでしょう。

AEROSHADEとAEROWINGを合わせたようなモデルないんでしょうか…。
しかしさすがSCICONさん、最新モデルのAEROSHADE KUNKENがこの春にリリースされます!
まさに上記2つを合わせたようなモデルです。残念ながら今回のイベントでは展示されていませんでしたが、販売されましたら必ずチェックしたいと思います!

Many’s SCICON AEROSHADE KUNKEN

E-MTB Panasonic XEALT (ゼオルト)

昨今流行りのEバイクのマウンテンバイクモデルがPanasonicからリリースされました。
XEALT(ゼオルト)は『生活の中に、ココロ踊る時間を創る』をコンセプトに開発されたe-BIKEブランドです。競技向けというよりは、オフロードを含めた悪路道などを走破しサイクリングライフを楽しむマウンテンバイクです。

実際に試乗モデルも観察してもかなりカッコよく仕上げてあり、サイクリングに使うだけではもったいないと思えるクオリティです。Panasonicと言えばシティサイクル用の電動自転車でも有名ですし、大手電池メーカーとしても信頼のおける企業です。

サイクルモードにはオフロード専用の試乗コースもあるのですが、こちらは人も少な目でゆっくりと試乗が可能です。試乗しての感想ですが、とにかくE-MTBって楽しいです!

ゼロ発進からの加速がすごいし、更にもう一段加速する際も踏み込みを強くするだけでググっと押されるように進むのがクセになります。これは置き場所に余裕があれば欲しいなと思えるレベルです。
ロードバイクに乗っているとマウンテンバイクのグリップの良さや安定感をもの凄く感じます。

特に難しい操作をする必要もなく基本的にオートモードだけで良いのもポイントが高いです。
ただ一旦ペダルをとめて再びラチェット(?)がはまる際の音や衝撃が大きいのが気になるところでした。
この辺りがもう少し改善されれば死角はないと言っても良いのではないでしょうか。

E-MTB YAMAHA YPJ-XC

YAMAHAのE-MTBモデル、YPJ-XCに試乗しました。

モデル名をしっかり確認しそこねたので間違っていたらすいません。
YAMAHAのYPJ-XCのコンセプトは『縦横無尽に駆け抜けるポテンシャルは、週末の非日常を演出するパートナー。』。MTBはオフロードを走れるアグレッシブな自転車ですが、オフロードを走るにはそれなりに脚力が必要です。

E-MTBはパワーが必要とされる初速、加速時、悪路走行時の走行を強力にアシストしてくれます。
YAMAHAはそのマウンテンバイクのポテンシャルを引き出すべく開発・チューニングされた車体です。
独自のドライブユニット『PW-X』やサイコンとアシストボタンを一体化したようなファンクションメータ、大容量のバッテリーなど、使いやすさを重視した設計も好印象です。

実際に乗っての感想ですが、加速時のフィーリングやディスプレイの見やすさ、コントロールのしやすさなど扱いやすさが際立っていました。マウンテンバイクのフィーリングを残しつつもそれを補助する機能が自然で違和感なく乗ることができました。

このスペックでアンダー40万円というのは驚きです。置き場があれば購入したいと思うほどの性能でした。YAMAHAさんすごいです。今後のモデルも要チェックしたいと思います。

まとめ

今回のサイクルモードではあまり数の試乗はできませんでしたが、乗った自転車それぞれに個性がありどれも楽しく乗ることができました。3年ぶりに試乗イベントに行きましたが、この数年で一気に新しい技術が発展したと感じました。

特に今回乗ったE-MTBは年々完成度が高くなっていますし、これからの伸びしろも十分まだ残していると思います。モデルによってはノーマルMTBのハイグレードモデルよりもお手頃に入手できますので、オフロードを検討される方には良い選択肢の一つといって良いでしょう。

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